糖尿病とストレスの密接な関係
現代社会で糖尿病患者が増加している原因のひとつにストレスの存在が指摘されています。
仕事や職場の人間関係など、現代社会はストレスを感じやすい環境にあると言われています。
ストレスが蓄積することで心身にさまざまな影響がもたらされることも大きな問題となっています。
その影響は糖尿病にも及ぶのです。
ストレスがもたらす糖尿病の影響は直接的なものと間接的なものの2種類があります。
まず直接的な影響では血糖値の上昇。ストレスを感じると人間の体は防御反応として血糖値を上昇させます。
体を十分に動かすことができるようにするためです。
アドレナリンなどはその代表的な例です。
さらにインスリン抵抗性が上昇する作用もあり、インスリンの働きが低下してしまいます。
間接的な影響では暴飲暴食、不眠などが挙げられます。
ストレスのために食事の量をコントロールできなくなり、過食状態に陥ってしまうケースも多いものです。
これは摂食中枢という器官がうまく機能しなくなるからです。
また、甘い物を食べたときに分泌されるセロトニンというホルモンは高ぶった神経を安定させる作用を持っています。
そのためついつい甘い物を食べ過ぎてしまうのです。
アルコールの過剰摂取も問題です。
ストレス解消にアルコールを摂取する人も多いでしょうし、不眠対策にアルコールを利用する人もいます。
その結果血糖値やコレステロール値が上昇してしまい、糖尿病の原因となってしまうのです。
このように、ストレスは糖尿病に密接な影響があります。
現代社会においてストレスを感じないで過ごすのは難しいもの。
ですからいかに蓄積させずに適度に解消できるかが重要になってきます。
過食やアルコールに頼る前に運動や音楽、趣味など健全な方法でストレスを解消するよう日常生活から心がけることが糖尿病対策に不可欠となってくるでしょう。